健康検診
よくある質問
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[体成分検査] CTとMRI検査の違いは何ですか。
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▶ MRIは磁場と高周波を発生させ、体内のほとんどを構成している水素(水)を刺激して画像を得る診断装置として、脳、血管、軟骨などの水素の粒子が多い軟部組織、特に脳、脊椎や筋骨格系を正確に撮影します。
CTはX線とコンピュータを用いて断層画像及び3次元立体映像を得る診断装置です。
肺や心臓などにおいては現在MRIよりCTの方が有用な検査であり、放射線被ばくはありますが、最新のCT装置は放射線量を減らす技術が適用されているのでご安心ください。
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[体成分検査] 脳MRI検査と脳血管MRA検査の違いは何ですか。
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▶ MRIは人体のいろんな部位の診断に利用され、MRAは脳血管の状態を見るための検査です。
脳MRI検査は認知症、脳腫瘍など、脳の構造的・機能的異常所見の有無を確認するという目的があり、脳MRA検査は動脈瘤、血管奇形、血管の形など、脳血管の異常を確認するために血管のみを画像化する検査です。
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[体成分検査] 高濃度乳房(デンスブレスト)とは何ですか。
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▶ 乳房の実質組織が非常に密集していることを意味します。
乳房撮影をすると脂肪組織は黒く、実質組織は白く写りますが、高濃度乳房は脂肪が少なく実質組織が多いため、画像が全体的に白く写ることを意味します。
乳がんは乳房の実質組織に発生するため、高濃度乳房の場合は乳房撮影検査の際に敏感度が低いので乳房エコー検査を並行した方が良いです。
高濃度乳房の女性は、全受検者の約半分を占めており、韓国では高濃度乳房は珍しくありません。
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[体成分検査] 乳房エコー検査だけではだめですか
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▶ エコー検査のみ行った場合、診断の精度は70~85%であり、初期の乳がんを見つけることは難しいです。
また、乳房撮影検査は無症状の早期乳がんを見つけるための基本的な検査法として、エコー検査では簡単に診断できない早期乳がんに見られる微細石灰化の所見を最も見つけやすい方法です。
結局、乳房撮影検査と乳房エコー検査を両方とも受けることが最も良い方法です。
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[体成分検査] 低線量胸部CTとは何ですか。
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▶ 低線量胸部CTは、一般的なCTより放射線の露出を減らして撮影する方法です。
低線量胸部CTは、一般的なCTの放射線露出量の5分の1から10分の1程度でありながら、画像の画質が高い検査です。
肺がんを早期発見するためには大きさ1㎝未満の小さな結節を見つけなければなりません。
単純な胸部X線撮影では大きさ1㎝未満の小さな結節は見つけづらく、心臓や大きな血管、骨などに隠れた部位に発生している結節も見つけづらいです。
低線量胸部CTは3~5mm程度の小さな結節まで見つけることができ、心臓や大きな血管、骨などに隠れた部位の結節までも見つけられるというメリットがあります。
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[ストレス検査] 体成分検査とは何ですか。
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▶ 体成分とは、人体を構成する成分のことを意味し、人体の成分を4つに分け、体水分、タンパク質、ミネラル、体脂肪に区分します。
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[ストレス検査] 体成分検査の内容のうち、体水分測定とは何ですか。
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▶ 体水分とは、体内の水分のことで、体重の50~70%を占めており、全細胞と体液に分布されて栄養素や老廃物の運搬、体温維持などの重要な役割を担っています。
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[口腔検査] ストレス検査時の注意事項は何ですか。
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▶ 測定中に動いたり話したりすることは控え、緊張を解して、呼吸を意識的にゆっくりしようとせず、普段通りに自然に呼吸してください。
検査中に居眠りしないように注意し、検査の3時間前からはコーヒー、喫煙、薬物を摂取しないでください。
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[ストレス検査] 体成分検査の前の注意事項は何ですか。
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▶ 体成分検査は体内の水分量の影響を受けるため、正確な体成分検査のためには食後2時間以降、トイレを済ませてから検査を受けた方が良いです。
また、激しい運動などの動きは体成分を一時的に変化させることがありますので、運動の前に検査を受けてください。
長い時間立っていると体水分が下半身に偏る傾向がありますので、午前中に検査を受けることを推奨し、ストッキングを履いた状態では電流が流れませんので脱いでから検査を行います。
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[口腔検査] 職務ストレスとは何ですか。
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▶職務ストレスとは、職務要件が勤労者の能力(capabilities)や資源(resources)、要求(needs)と一致しない時に生じる有害な身体的・精神的反応と定義することができます。
職務ストレスの要因は以下の通りです。
(1) 時間的プレッシャー、業務スケジュール及びスピード
勤労者自身の業務スピード調整可否による業務要求度、残業、交替勤務、機械のスピード、賃仕事など
(2) 業務構造
時間的プレッシャー、または締め切りを守る必要があるなどの統制の欠如、過少な技術活用など
(3) 物理的な環境
不快な環境、物理的、または毒性学的有害要因の脅威、人間工学的有害要因など
(4) 組織
業務の要求事項が不明確だったり、業務に対して見通しが立たず、責任の範囲が不明確であるなど、役割曖昧性、役割葛藤、競争など
(5) 組織の外的なストレス要因
業務に関わることであるが、個別業務、または組織レベルを越える状況のことで、地域社会、雇用不安、経歴に関する要求など
(6) 非職業性ストレス要因
業務以外のストレス要因で、個人、家族、地域社会が置かれた環境など